SS(漫画)

  • 作者:東本昌平
  • 出版社:小学館
  • 掲載誌: ビッグコミックスペリオール
  • 巻数:全9巻

SSの概要や設定

1980年代を時代設定とした車の漫画ですが、主に峠をステージとして登場人物が絡んできます。

なお、主人公の大佛ことダイブツは学生ラリードライバーの設定で、峠が速いのは当たり前といった感じです。

また、主人公のダイブツは三菱のスタリオン4WDラリーに乗っており、峠に集まる周りの若者は当然そんな車は知らず、到底足元にも及ばない状況でした。

他にも、主人公のダイブツの学生ラリーのパートナーであった、自動車評論家の栗原もポルシェ911に始めは乗っていたましたが、ダイブツ対策のためフォードのRS200を引っ張ってくるなど過剰な峠バトルが繰り広げられ、その割にはやはり元ラリー関係者なので現実味のある話となっています。

SSとはスペシャルステージの意味で、実写化されているので面倒な人はこちらを見て下さい。

SSのストーリーについての評価

主人公のダイブツが全日本ラリーでの事故(これはパートナーの栗原との因縁となる)や妻の妊娠により、ラリーを辞めざる得なくなることにより話が進みます。

また、当然主人公のダイブツは未練があり、ひょんなことから、三菱のスタリオン4WDラリーを手にし峠を走ることで、その峠で走る人間たちの間で伝説となる話です。

若き日の主人公のダイブツがスピード違反で捕まるシーンが描かれているのですが、主人公のダイブツは切符に書かれた速度を自慢に使うなどスピード狂の側面を色濃く描いています。

私も結構バイクで飛ばす方でしたが、そこまではやらなかったので、かなり、濃いいスピード狂の峠バトル漫画となっております。

SSの面白かった点・良かった点など

やはり面白いのは、ラリー屋が三菱のスタリオン4WDラリーで峠を飛ばすとどうなるかが描かれている点です。

そりゃ速いですよねといった感じです。はっきりいってチートです。これほどレべルの高い峠を攻める漫画は他には無いのではないでしょうか。

また、1980年代を時代背景としていますので、主人公のダイブツは1970年代に学生ラリードライバーをしていたことになりますし、三菱のスタリオン4WDラリー自体も1970年代の一品となるのですが、十分に速いマシンであることが分かり、とても参考になります。

作ろうと思えば、メーカーは1970年代ですでにこんなに速い車を作れたのだなという点も面白いです。

SSの不満だった点・問題点・難しかった点など

東本昌平といえばバイク漫画「キリン」が有名ですので、そちらの方がおすすめです。

東本昌平さんの漫画を読むのならやはりバイク漫画がいいという点でも、「とてもおすすめの漫画」では無いです。

この辺が残念な点ですが、ランエボVI 、インプレッサWRX STi Type-R、スカイラインGTR、ランボルギーニのディアブロなどの車が一昔前のラリーカーと比べてたらどうなのかを見るだけでも価値はあると思います。

また、ラリーの話を随所で詳しく説明してくれているのですが。ラリーに興味が無ければうっとおしいだけな点も残念でした。

SSのメッセージ性について

おそらく時代遅れの車でもレースカー(ラリーカー)であれば、市販車といかに違うか(速いか)ということを伝えたかったと思います。

頭文字Dでも主人公の藤原たくみはラリー用のミッションクロスミッションを積んでいましたし、エンジンブロー後はレースエンジンを積んでいますのでこの辺りはメッセージ性は同じものがあると思います。

峠というところでどのような車が速いか、というお題に対する答えが描かれていいるのです。

また、1980年代を時代背景にしている点が良いです。

なぜかというと、もし現代が時代背景なら車は安全、燃費、ビップ、スポコンが大事なので、こんなに泥臭い漫画を描けるのは1980年代に限ると思います。

メッセージ性というか、この漫画は、1980年代の峠の備忘録だと思っています。



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