商品を買う時も、売る時も、交渉しないよりは交渉した方が有利になります。
電化製品なんかでも交渉してる人は多いと思いますが、車の場合、もっと高額商品なので、交渉によって売却金額は大きく変わります。
では、買取業者と交渉するうえではどんなことをすればよいのか?
希望額は言わないこと

弱みを見せない!
車買取を利用するときに、できることなら少しでも高い金額で買い取ってほしいというのがほとんどの人の本音のはずです。
買取業者との交渉術にはいくつかテクニックがあるのですが、その中でも自分から希望額を言わないのは大事です。
希望額を言ってしまうと、相場よりも安く買いたたかれる恐れもありますし、また相手に攻撃材料を与えることにもなりかねないからです。
通常買取業者は相場よりも安い価格を提示して、そこから相場くらいの金額にあげる方式をとります。
自分から希望額を言ってしまうと、相手のペースで交渉を進めざるを得なくなります。
希望額をあえて言わないことでマインドゲームになって、相場よりも少し高い値段で買取が成立する可能性が上がるというわけです。
車のアピールポイントを伝える

逆の立場で考えてみるのが大事
車を高く売るというのは皆さんがセールスマン(なんらかの商品を営業する人)になっているとイメージすると良いでしょう。
セールスマンが契約を取り付けるためには、その商品の良いところをどんどんアピールする必要があります。
アピールポイントを査定士に伝えることで、買取金額を数万円上げることができます。
たとえば、
- 整備手帳を見せて定期的に整備していることを伝える
- 禁煙車をアピールする
- 運転するときにはサンダルなどの専用の靴で運転していたので汚れが少ない
といったところはアピールポイントになります。
これらは査定だけではなかなか見えてこない、しかもプラス査定になるアピールポイントなので交渉術として使えるはずです。
一人で交渉しない

大人数でプレッシャーをかけてく!?
車を売るというのは、なかなか何度も普通の人が経験できることではないです。独特の雰囲気にのみ込まれてしまって、相手のペースに乗せられることも少なくありません。
そこで、自分一人だけでなく、家族や友人と一緒に交渉してみると良いでしょう。
自分の知っている人が近くにいると、心が落ち着くはずです。できれば自動車に詳しい友人がいると、より心強いでしょう。
粘りすぎないこと

ウザがられない程度に
買取交渉ですが、良いところで矛を収めることも大事です。
交渉が長引くと買取業者としてみれば、時間やコストの無駄になりかねず、悪い印象をお客さんに対して抱く可能性があるからです。
売却する業者も決まって、最後に一粘りをすると少し査定金額が上がるかもしれません。しかしそれ以上はかえってマイナスの効果になってしまいます。
また、価格の交渉をするのであれば、せいぜい1つの業者で2回を上限としましょう。
できるだけ多くの業者に査定に出せば、あるところがダメでもほかの買取業者で交渉をして納得できる買取金額の提示が受けられるかもしれません。
特にまだ売る店を決めていない段階でヘタに粘るとすべての買取業者が手を引いてしまうといったことも起こりえます。
基本中の基本!他の業者の査定額を引き合いに出す

競争させよう
最後はなんといってもこれです。他の買取業者の査定額を出すということ。なんだかんだいってもこの方法が交渉で一番効果があります。
車というのは時期とか業者によって、欲しがる車の価格に変動があります。なので、
- A社は37万
- B社は43万
- C社は51万
といった査定額の差が普通に表れます。
こうなった時、例えばB社に対して「C社は51万円の査定額を提示してきてるのですが、貴社ではもっと上げられませんか?」という交渉が可能になります。
また、このように複数業者から査定を受けることにより、交渉すべき買取業者も絞られてくるので、まずは一括査定を利用してたくさんの査定額を知った方が良いでしょう。
⇒差がヒドイ?車査定は複数業者へ依頼しないと損する具体的な理由
愛車の価値が
下がる前に
お試し査定もOK!



「車査定・買取の窓口」は、一括査定サービスのように複数社からたくさん電話がかかってくるのではなく、窓口が最も高い買取会社を選定してくれたうえで連絡してくれます。

ですので、従来の一括査定サービスのように、多くの業者とやり取りをするという面倒な手間がありません。
自分で色々な業者と話をしたり交渉したい人は普通の一括査定サービスを利用すればいいですが、そうじゃない人は、車査定の窓口を利用して「愛車をもっとも高く評価してくれる業者を選んだうえで連絡をもらう」方がおすすめです。


