自動車査定を受けるときに、必要書類がいくつかあります。しかし買取のときとは違って、必要な書類は2つだけです。
- その書類にはどんな意味があるのか?
- 紛失した場合
なども含めて確認しておきましょう。
車検証
自動車を売却する際に、まずは買取金額がどのくらいになるのか査定を受ける必要があります。
(この場合の査定とは、ネットでの一括査定ではなく、その後査定士に直接車を見てもらう査定になります。)
その査定を受ける際、まずは車検証が必要になります。
- 新車の場合3年後とそれ以降
- 中古車の場合2年に1回
車検を受ける義務が自動車のオーナーにはあります。
保安基準を満たしているか
車検証は、自動車の保安基準を満たしていることを証明するための書類です。
保安基準について詳しく知りたい方は、下記の国土交通省のページをご覧ください。
⇒自動車:道路運送車両の保安基準(H28.04.20 現在) – 国土交通省
車検証は自動車を運転するときには携行が義務付けられるので、自動車の中に保管をしている人が多いはずです。また自動車の査定を受ける前に、一括査定のサービスを利用する人も多いです。
この時自動車に関する情報を入力しなければならないので、車検証を手元に置いて作業をすればスムーズでしょう。
車検証を紛失してる場合
しかし中には、車検証を何らかの理由で紛失してしまったという人もいるでしょう。その場合には自動車査定を受ける前に、再発行の手続きが必要となります。
再発行手続きは、自動車を登録している運輸支局でできます。ただしもし引越しをして、登録している運輸支局が遠方にあると、再発行手続きは大変になりますから注意です。
ご自分で車検証再発行を行われる場合の必要書類
- 使用者の委任状 *使用者の認印の押印があるもの
- 車検証 *汚損したものが残っている場合
- 理由書 *使用者の認印の押印があるもの
- 申請者の身分証明書
- 手数料納付書
- 申請書
自賠責保険証明書
車検を受けるときに、点検・整備費用の他にも法定費用を負担します。自動車重量税などの税金の他に、自賠責保険料もあります。
自賠責保険は強制保険とも言われていて、自動車を所有し公道を運転する時には絶対に加入していないといけません。
加入していない自動車を運転した場合、道路交通法違反となります。自賠責保険証明書も査定を受けるときの必要書類になります。
自賠責保険証明書も車検証同様、運転するときには常に携帯が義務付けられています。普通であれば、自動車の中に入れている人が多いはずです。
自賠責保険証明書を紛失してる場合
もし自賠責保険証を紛失してしまってどこにも見当たらないというのであれば、再交付の手続きをしなければなりません。
再交付の手続きは、皆さんが自賠責保険に加入している保険会社で行います。
もし、自賠責保険の保険会社がどこかわからないというのであれば、自動車を購入したディーラーなどで確認をすると良いでしょう。
たいていのディーラーでは、保険会社の代理業務を行っているので保険会社に関する情報を持っている可能性が高いからです。
まとめ
普通であれば、この記事で書いた2つの必要書類は車の中に常に入れてあるはずなのですぐに用意できるはずです。
最初に書いたとおり、ネットでの一括査定などの段階ではまだ必須というわけではないのですが、出張査定の申し込みをした段階で、書類がどこにあるか、自動車の中を見て確認しておきましょう。
なお、実際に車を売る際に必要になる書類はまた別になりますので、それについては下記記事をご確認ください。
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「車査定・買取の窓口」は、一括査定サービスのように複数社からたくさん電話がかかってくるのではなく、窓口が最も高い買取会社を選定してくれたうえで連絡してくれます。

ですので、従来の一括査定サービスのように、多くの業者とやり取りをするという面倒な手間がありません。
自分で色々な業者と話をしたり交渉したい人は普通の一括査定サービスを利用すればいいですが、そうじゃない人は、車査定の窓口を利用して「愛車をもっとも高く評価してくれる業者を選んだうえで連絡をもらう」方がおすすめです。


